システム開発

システム開発

JRAの業務に係る様々なシステム開発を行ってきた経験により培われた多様な開発ノウハウと最新のITを駆使し、ユーザーニーズに対応した信頼性の高い最適なシステムを提供しています。その業務領域は、ネットワークインフラの構築から業務アプリケーションの開発までと幅広く、特にシステム化の企画・要件定義・基本設計等のいわゆる上流工程や開発工程全般のプロジェクト管理、新たなシステム・機能を競馬開催に向けて万全の体制でリリースするための検証・テストについて中心的な役割を担っています。また、運用部門と連携して障害対応にもあたることから、継続的なスキル向上に努め、公的資格・ベンダー資格共にその取得を積極的に奨励しています。

開発システムの一例

トータリゼータシステム

全国各地の競馬場・ウインズで稼働する発売・払戻端末を制御・集計する現金投票システム、インターネット等を通じて発売を行う電話・インターネット投票システム、銀行と連携してインターネット投票加入者の入出金を行う即PATシステム、UMACA投票を行うキャッシュレス投票システムなどと、これらを全体として統括する東西2カ所のセンターシステムで構成されています。インターネット投票システムでは、JRA開催の競馬だけではなく、地方競馬や海外競馬の発売も行っています。
競馬事業に求められる極めて高度な信頼性を担う根幹的なシステムであるとともに、インターネットバンキングやスマートフォンの活用など、お客様に快適に競馬を楽しんでいただくための各種機能改善に平素から努めています。

情報システム

競馬開催に関する様々な情報を競馬ファンやマスコミにリアルタイムで提供することを目的としたシステム・機能群です。
場内モニターやターフビジョンに表示するオッズ・成績を中心とした画像提供システム、ホームページや電話・インターネット投票会員向けのデータ配信システム、テレホンサービスシステム、通信社への記事配信システムなど、使用する媒体・情報の形式とも多種多様であり、進展著しい新技術を積極的・多角的に活用し、お客様の満足度の高い情報提供システムの構築に努めています。

競走馬情報管理システム
(JARIS)

競走馬を中心に構築されたデータベースを基礎として、馬主・調教師・騎手・生産者、競馬番組登録・出馬投票受付・競走成績、裁決・ハンデ業務情報等を集中的に管理し、競馬事業の根幹を支える全国規模のオンラインデータベースシステムであり、開発担当者には先端的なITスキルとともに、競馬施行に関する各種ルールにも精通することが求められます。

主な採用製品のメーカー・ベンダー
(五十音順:敬称略)
  • 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
  • キヤノンITソリューションズ株式会社
  • シスコシステムズ合同会社
  • 株式会社ディアイスクエア
  • 株式会社東芝
  • 日本オラクル株式会社
  • 日本電気株式会社
  • 日本ユニシス株式会社
  • パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社
  • 株式会社日立製作所
  • 富士通株式会社
  • 三菱電機株式会社
  • 株式会社ラック
  • 株式会社NTTドコモ
  • VMware株式会社